日本ヤヌシュ・コルチャック協会は、日本の子どもたちのみならず、世界の子どもたちが子どもの権利を尊重され、人間らしく平和に生きる世界を望んでいます。
-
1878年にポーランドで生まれ育ったヤヌシュ・コルチャックは、医師として、また教育者として、生涯をとおして子どもたちのために尽くしました。作家としても、子どもたちのためにたくさんの物語を書き遺しました。
現在、多くの国でコルチャックの考えが受け入れられており、子どもは生まれたときからすでに人間であり、その権利を守ることの重要性が問われています。
コルチャックの考えは、1989年に国連で採択された「子どもの権利条約」に大きな影響を及ぼしています。
1942年8月6日、コルチャックは自ら運営する孤児施設の子どもら200余名と一緒にトレブリンカ絶滅収容所に送られ、非業の死を遂げたのです。
日本ヤヌシュ・コルチャック協会は、2008年にコルチャックが遺したこの遺産を顕彰し、世界の子どもたちが平和で人間としての権利を育むことができるための環境づくりや研究・実践活動を支え支援するために設立されました。januszkorczakjapan(a)yahoo.co.jp
2025年春(5/28)ニュース :2025年度のお知らせ アンジェイ・ワイダ監督の映画作品『コルチャック先生』が全国上映されることになりました。東京都内の映画館で6/13よりロードショーが開始。今年の戦後80年の企画として全国の映画館でリバイバル上映となります。この機会にぜひ、子どもの権利条約成立に向けてひとつの歴史背景となったホロコーストとコルチャック先生の生涯とについて、映画を通じて学び考えることをお勧めします。2024年度の報告、1.東京都人権プラザパネル展「こどもの権利のために -コルチャック先生とこどもたち-」展示企画協力。2.県レベルユニセフのコルチャックの生涯と子どもの権利に関する学習会・講演会に協力。3.協会で『子どもをいかに愛するか』共同翻訳。4.ポーランドコルチャック先生ツアー企画協力。